こころのメンテナンスをするときに使うと逆効果なコトバを知っていますか?

心のメンテナンスの方法はたくさんありますが、ここゆるメンテナンスでは、5つの自己対話を中心に心のメンテが自分でできるようにレッスンしています。
自己対話をする時に、気を付けてほしいのがメンテワードです。メンテしているつもりなのに、メンテにならずに逆効果になってしまう言葉があります。

幼い時のことを思い出してみましょう

あなたが幼かったころ、お母さんやお父さんに叱られたときに、返事に困る問い詰められ方をしたこと、覚えていますか?

叱られる写真

その言葉は「どうしてこんなことしたの?」です。

やってしまったことをあとから、どうして?なぜ?と聞かれても
やってしまったあとから考えてもどうしても思い出せずに、どうしてって言われてももう忘れちゃったな~とだんまり黙り込んでしまう。


私が小学校2年生のころ、母が家にいないときに鏡台の中から香水の瓶を見つけました。
蓋を開けて鼻をクンクンさせてみると、うっとりするようなお花の香りです。


なんだかとっても嬉しくなって、ブラウスの裾にちょっとだけ付けてみました。すごくいい匂い。
そして、スカートにも!カーテンにも!椅子にも!次々付けていきました。

ご想像通り、お部屋中、すべてがその香水の匂いでいっぱいになりましたが、私はすでに鼻が強い香りで麻痺しているので、気が付きません。そこに母が帰宅し、とんでもなく叱られました。(そりゃぁそうですね(笑)

けれど、そのときは、なぜこんなひどいことをしたの?と言われても、いい匂いなのになんで怒られるんだろう?
どうしてやったのかというといい匂いだから、だけど、そういっても納得してもらえません。それ以上の理由を問いただされても、答えられませんでした。

黙っていたらますます叱っている側はヒートアップしていたなぁ~
と、遠い目で思い出しています・・・

香水写真

なぜ?どうして?は一回で終わらせる問いかけ

「どうして?」や「なぜ?」を自己対話をする時にたくさん使うことはです。
なぜなら「なぜ?」や「どうして?」の中に、あなたを追い詰める空気が入っているからです。

もちろん、そんな気配を1グラムも含めずに、最初に素朴な疑問を投げかけるのはアリです。

けれど、ついつい熱が入って、幼き日に聞いた「どうして、こんなことをしてしまったんだよ」
刑事が犯人らしき人に詰問するようなモードになってしまうのは、あまりにもったいない。

こころの中の葛藤をメンテして、どんな自分とも仲良く折り合っていくための自己対話なはずなのに、自分を犯人扱いするなんてひどいことです。

自分を罰するような気配に気が付いたら、その厳しさを自分に向けることをやめましょう。
あなたはもう十分、自分をよりよくするために、頑張ってきたはずですから。

犯人画像

具体的にはどういう言葉かけがいいの?


自己対話の基本はいつだって「気持ちに寄り添うこと」です。
スタートは自分にどこまで自分にやさしく接するところからスタートします。

褒めて育てるというスタイルは、近年言われ始めたことですから
「できないことをできるようになるためには、厳しくしつけるのが一番いい」という時代に育った人は多く、その方が多数派だったのではないかと思います。

そんな時代に生まれて、大きくなっていった人ほど、自分への声かけは優しくするところからスタートしていきましょう。

普段、人から言われたらうれしいことを、ぜひ、ご自身に大盤振る舞いしてあげてください。

自分で発したやさしい言葉を自分の耳で聞くと、身体(どこの筋肉が)どんな風にリラックスして、どんな風に気持ちが楽になっていくのか?

ぜひ、観察してみてくださいね。